どうも~育児について勉強中のryuです。
みなさんは子供に対して「問いかけ」をしていますか?
「どうしたの?」とか、「何がしたいの?」とか。
実は、この問いかけの中で、使ってはいけないNGワードがあります。
今回は、問いかけ型教育でのNGワードと、その理由についてお話ししたいと思います。
問いかけ型教育でのNGワード
問いかけ型教育とは、子供に問いかけを行うことで、子供の思考力を鍛える教育法です。
問いかけ型教育を行うと、「自分で考える子供」「考えを表現できる子供」になると言われています。
そんな問いかけ型教育ですが、使ってはいけないNGワードがあります。
それは、
「どうしたら良いと思う?」
です。
どうでしょうか、良く使っていませんか??
なぜNGなのでしょうか。
正解を考えさせることはNG
人は、「どうしたら良いと思う?」と聞かれると、無意識に「正解を言わなければならない」と思ってしまいます。
例えば、迷路で分かれ道に差し掛かったとき、どちらにしようか悩んでいるとします。
そのとき、「どうしたら良いと思う?」と聞かれると、「正解はどちらか?」と考えますよね。
そして、相手の顔色を見ながら「こっちが正解…?」と恐る恐る答える…。
これでは、自由な考えや発想ができません。
子供の時期に大切なのは、正解することよりも、「自分がどうしたいか」なのです。
子供に自由な考えをさせることで、「自分で考える子供」「考えを表現できる子供」になっていくのです。
おすすめの問いかけワード
では、どう問いかけたらいいのか?
それは、
「どうしたいの?」
です。
これであれば、「自分がどうしたいのか」を考えますよね。
このとき、子供は見当違いの回答をするかもしれません。
でも、それでいいのです。
その回答に対して、「どうしてそう思ったの?」と問いかけてあげましょう。
がんばって考えて答えるはずですよ♪
そして、その答えはとてもおもしろいものかもしれません。
どんな答えであっても、考えたことを褒めてあげましょう。
知識を身につけるのは大きくなってからで十分
私は、知識を身につけるのは、大きくなってからでも遅くはないと考えています。
今の時代、「知ること」はいつだって可能なのですから。
それよりも、「考えること」の方が重要で、大変なのです。
「考えること」は訓練が必要であり、一朝一夕では身につきません。
「考えること」を習慣化するためにも、子供の頃は、自由な発想で考えさせましょう。
(事例)「どうして雨の日は滑って転びやすいのか?」
私は、子供が幼いときから問いかけ型教育をしています。
長女が4歳のとき、「どうして雨の日は滑って転んじゃうんだろうね。」と聞いたことがあります。
すると、娘は「知ってるよ。水が柔らかいからだよ。」と答えました。
「どうしてそう思うの?」と聞いたら、
「うーん…だって、お風呂の泡は柔らかくて滑るからそう思ったの。」とのこと。
当時、私はこの答えがとてもおもしろいと感じました。
「滑りやすさ=柔らかさ」という発想が私には無かったからです。
もしろん、本当は摩擦係数が小さくなり滑りやすいのですが、そんなことはどうでもよく、学校に行けば、自然に学びます。
「わかるんだ!すごいね!」と褒めてあげたら、得意げな顔で笑っていました。
我が家では、こんなことを繰り返しているためか、娘が何かを考えたり、思いついたりすると、喜んで説明してくれるようになっています。
(だいたい間違っていますが、「違うよ」とは言いません 笑)
自由な発想力を鍛えるとは、こういうことなのだと思っています。
まとめ:【問いかけ型教育】使ってはいけないNGワード
いかがだったでしょうか。
問いかけ型教育で使われがちな「どうしたら良いと思う?」はNGというお話をしました。
この問いかけは、「良い」という部分が「正解」と無意識に解釈され、考えの幅が狭まってしまいます。
問いかける際は、「どうしたいの?」と子供の考えを聞くようにしましょう。
子供のころは、正解に辿り着くための「考える力」を磨くことが先決です。
「正解」を出すのは大人になってからでいいと思います。
参考になれば幸いです。