【ゲームは悪?】(続)ゲームは子供に悪影響を与えるのか【考察】

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育児論

どうも~子供のための知育を探求しているryuです。

以前、「ゲームは子供に悪影響を与えるのか」という記事を書きました。

【ゲームは悪?】ゲームは子供に悪影響を与えるのか【考察】
ゲームは子供に悪影響を与えるのか?について考察してみました。ゲームには良い面なんて無いように感じるかもしれませんが、本当にゲームは悪なのか?また、私自身の経験を基にした「ゲームとの付き合い方」についても考察しています。

この中で紹介した記事の続きが公開されたので考察してみたいと思います。

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親の関わり方の参考になる

今回考察する記事は以下です。

「子どもとゲームの関係」みんなはどう考えた?
11月23日は「ゲームの日」。新型コロナ感染拡大の影響で、スマートフォンやゲーム機などでゲームを楽しむ人が増えている一方、香川県が昨年4月、ネット・ゲーム依存症対策条例を施行するなど、子どもに対してゲームの利用を規制する動きがみられる。

一通り読みましたが、とっても参考になりました!

ゲームは子供にとってメリットが大きい?デメリットが大きい?という問いかけ形式の記事が公開され、コメントを募っていました。
今回、その結果が公開されたというわけです。

ただ集計結果が公開されたわけではなく、臨床心理士による「ゲームとの付き合い方」の解説や、親の関わり方の例もあり、一見の価値はありますよ!

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考えるのはリスクの大きさ

ゲームは子供にとってメリットが大きい?デメリットが大きい?

正直、どちらとも言えますね…どっち派にもなれると言うか。

前の記事でも書きましたが、私は、ゲームは手段(道具)だと思っています。
そのため、道具自体を良いとか悪いとかを議論してもなぁと感じます。

包丁は良いですか?悪いですか?みたいな。

ゲームは、簡単にストレスを発散できたり、遠距離のコミュニケーションを可能にしたりと、非常に便利です。

一方で、依存して日常生活に支障をきたすようになったり、視力が低下したりと、危険もあります。

は何でも良い面と悪い面があります。
上手く使えるかがポイントなんですよね。

しかし、物によって「リスクの大きさ」は異なります。
そういう意味では、ゲームのリスクは大きい方だと思います。

そのため、ゲームのリスクについては考えておく必要があります。

リスクの発生確率と影響度

リスクを考えるには、発生確率影響度を考える必要があります。

ここでは、「ゲームにより日常生活に支障をきたす」というリスクについて考えてみます。

ゲームの総人口に占める割合から考えると、発生確率は高いとまでは言えないかなと思います。
しかし、発生したときは抜け出しにくく、長期化する恐れがあるため、影響は大きいと考えます。

影響度が大きいということは、しっかり対策をしておく必要があるということです。

リスクとの付き合い方

一般的に、リスクへの対策は以下があります。

リスク対策
  • 回避:リスクを生じさせる要因そのものを取り除く
  • 軽減:リスクの発生確率または影響度を下げる
  • 移転:リスクを他に移す(ケガしたときの保険など)
  • 保有:対策を取らずに受け入れる

今のご時世、ゲームに触れなくするのは困難です。
友達との会話、TVのCM、学校の授業…
そのため、「回避」は不適切。

また、「移転」するとなると、他の人に任せることになりますが、家庭にいる以上、家政婦さんなどを雇わないと難しいです。
(しかも、もし子供が依存症になったとしても、家政婦さんの責任になるのか…?)

「保有」は影響度の大きさから無しとすると、あとは「軽減」ですね。

そう考えると、「ゲームはダメ!」って言うのは、適切なリスク対策にならないんですよね。
「回避」に該当しますから。
(むしろ、隠れてゲームをするなど逆効果)

対策を考えるのであれば、「軽減」をベースにすべきです。

「軽減」ルールを子供に考えさせるというアイデア

どんなルールにすべきか?

オーソドックスなのは、「1日1時間」でしょうか。

子供が小学生ぐらいまでは、親が適したルールを決めてあげる必要がありますが、中学生ぐらいになれば、子供に決めさせるのも良いと思います。

人に決められたルールよりも、渋々でも自分で決めたルールの方が心理的に守りやすいと思います。
さらに、自らルールを決めて守る練習もできます。

ただし、ちゃんとルールを守っているかは見てあげる必要があります。
そして、守っていない時はちゃんと指摘して、ルールを思い出させてあげましょう。
(放っておくと、ルールを忘れたり、勝手に緩くしたりしますからね)

ゲームをやめるスキル

考察対象の記事内に、以下の解説があります。

ゲームをやめられないのは「駄目な子」だからではなく、自分でゲームをやめるというスキルをまだ持っていないだけ。「何時間まで」と約束しても、すぐには守れないかもしれませんが、声を掛けたりしながら、ルールを守ることが自分にとってもプラスだと感じられるように親がかかわっていく。

引用:Yahoo!ニュース 「子どもとゲームの関係」みんなはどう考えた?

突然ですが、私は子供の頃からゲームが大好きでした。
ピークは大学のときで、MMORPGにハマり生活に支障をきたしていましたが、偶然そのMMORPGが有料化されたので引退できました。

家族を持った今でもゲームは大好きですが、自分でルールを作って自制できています。

そう考えると、子供はまだ成長途中であり、大人である今の自分と比べるのは酷だなと思います。
親は、子供が<ゲームをやめるスキル>を身につける手助けをするという気持ちで接していきたいですね。

まとめ:【ゲームは悪?】(続)ゲームは子供に悪影響を与えるのか【考察】

いかがだったでしょうか。

ゲームは子供に悪影響を与えるのか?は、永遠のテーマとも言えます。

考察対象の記事は、親の関わり方の参考になるとってもいい記事でした。

一方で、メリット or デメリットで語るのは難しいとも感じます。
そのため、ここでは「リスク」の面で考察してみました。

ゲームのリスクは、発生確率「小~中」、影響度「大」と考え、対策は「軽減」が適していると思います。

「軽減」のためのルールは、子供がある程度大きくなったら、子供自身に考えさせることで、自らルール決めて守るという練習ができます。

ただし、放ったらかしにするのではなく、親が守っているかを見てあげましょう。

なお、もしルールを守れていなくても、駄目な子だなとは思わないようにしたいですね。
子供は、「自分でゲームをやめるというスキル」をまだ持っていないだけなのですから。

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