どうも~子供のための知育を探求しているryuです。
子育てをしていると、子供の将来について期待することがありますよね。
「この子は頭がいいから、将来医者になるかも」
「運動神経がいいから、立派なスポーツマンになるよ」
でも、「期待」って子供にとってプラスになるのでしょうか??
今回は、「期待」が子供に与える影響と、子供のための「期待の仕方」について考えていきたいと思います。
「期待」されたときの心情
最近、会社にて、上司から期待の言葉をかけられました。
これから先のこと。将来について。
ありがたいことではありますが、嬉しかったのは最初だけで、しばらくすると、とても辛くなってきました…
上司は期待していると言ってくれているのに…なぜだろうか??
その期待は誰のもの?
「期待」とは、聞こえは良いですが、実際は残酷な言葉だったりします。
なぜなら、その期待は「本人のもの」ではなく、「他人のもの」であることが多いからです。
他人に勝手に望まれ、結果を求められる…重荷になるのは当然ですよね。
そして、親が子に思う期待。
子育てにおいても、同じだと思うのです。
「期待」と「信じる」は違う
似たような言葉に「信じる」がありますが、「期待」と「信じる」には違いがあります。
- 「期待」は、自分(親)が抱く願いのこと
- 「信じる」は、子供の願いを応援すること
いやいや、「期待」だって子供の願いに対してだよ!って言われそうですが、確かに子供の願いと親の期待が一致していたら問題無いですよね。
でも、違ったら…これはかなり辛いです。
他人の期待は逃げ場がありませんからね。
一方、「信じる」というのは、子供の願いが主体となります。
親に信じられていると感じている子供は、「自分を見てくれている」「認めてくれている」という気持ちになり、どんどんやる気になるでしょう。
「期待」はした方がいい
じゃあ、親は子に期待しない方がいいのか?
いや、そんなことはなく、むしろ期待はした方がいいです。
なぜなら、子供に期待をすることで、子供のことをちゃんと見るようになるからです。
人間、期待していないものは見ませんからね!
そして、親に見てもらえている子供は、安心感を得ることができます。
安心感を持った子供は、のびのびと積極的に行動することが知られています。
ただ、「期待の仕方」には工夫が必要です。
子供に重圧をかけない期待の仕方
私は、以下の2点を守っています。
- 結果の期待は伝えない
- プロセスの期待は伝える
まず、結果の期待は伝えません。
なぜなら、結果はコントロールできないからです。
結果というのは、運や周囲の影響で上手くいかないことも多いです。
そんな結果に対して期待されると、不安の方が大きくなり、重圧に感じてしまいます。
一方で、期待していることを上手く伝えると、子供がさらにやる気になる場合があります。
そこで、プロセス(行動)に目を向けます。
結果と違い、行動はある程度コントロールできますからね。
「がんばってる○○ちゃんが好きだから、楽しみにしてるね」
のような感じで、「積極的な行動」「他人への思いやり」「困難に立ち向かう気持ち」など、行動(プロセス)に対しての期待を伝えます。
こうすることで、子供は進んで行動したくなります。
すると、いつしか「結果」を出せるようになるんですよね。
そう期待しつつ、子供を信じています。
まとめ:【期待されると辛い?】子供への期待の仕方
今回は、「期待」について考察してみました。
「期待」とは、聞こえは良いですが、実際は残酷な言葉だったりします。
なぜなら、その期待は本人の願いではなく、「他人のもの」なことが多いからです。
良かれと思って期待をしていても、子供にとっては重荷になってしまうことがあります。
子供に重圧をかけないためには、
- 結果の期待は伝えない
- プロセスの期待は伝える
を意識しています。
コントロールできない結果ではなく、自分の意志で決められる行動(プロセス)に対する期待を伝えることで、子供は進んで行動したくなります。
例え、結果が振るわなくても。
以上です!次回もよろしくお願いします!